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【保存版】建築業界での転職に強い!採用される職務経歴書の書き方ガイド
プロジェクトベースで経験を語る 建築業界では**「どんなプロジェクトに、どのような立場で携わってきたか」**が何より重視されます。職務経歴書では、単に職務内容を記すのではなく、具体的なプロジェクトを挙げて解説するのが鉄則です。 たとえば、以下のような構成が効果的です。 プロジェクト名/期間/構造種別/用途 規模(延床面積、階数など) 自分の役割(基本設計/実施設計/施工監理など) 工夫や成果(コスト削減案提案、工程短縮、表彰実績など) 一例として、「RC造8階建てマンションの設計を担当。住戸プランの見直しにより、販売価格を維持したまま建設コスト5%削減を実現」といった表現は、成果と貢献度が具体… -
現場監督必見!2025年から始まる熱中症対策義務化の背景と実践ガイド
はじめに 日本の猛暑は、今や**“災害級”が当たり前**。中でも屋外作業を担う建設現場では、熱中症による事故が年々増加し、大きな社会問題となっています。2025年6月、政府は建設業などに対し、熱中症対策を事業者の義務とする制度を施行しました。本記事では、深刻化する現場の実態と制度の中身、そして**“命を守る文化”への転換に必要な取り組み**を詳しく解説します。 ① 建設業の現場で進む危機――なぜ増える熱中症事故 猛暑が常態化する日本の夏において、屋外作業を担う建設業の現場は、年々深刻さを増しています。特に2024年には、建設業における熱中症による死傷者数が228人、うち死亡者が10人にのぼり、… -
【建築・不動産業界の人材戦略】大卒採用8割減の理由とは?質を重視する企業の真意と生存戦略
1.大量採用からの脱却――「適正人員」への見直し 建築・不動産業界では、これまで現場の人手確保を最優先する大量採用が主流だった。しかし、ここに来てその前提が揺らいでいる。大和ハウス工業は、2025年春に大卒・院卒で669人を採用したが、2026年卒ではわずか150人と、採用数を約8割削減する方針を打ち出した。 この急激な採用減の背景には、単なる経費抑制ではなく、中長期の人材最適化に対する強い危機感がある。同社は「適正人員の見極め」のため、これまでの積み上げ型計画から経営判断によるトップダウン型採用へと転換。間接部門のスリム化を進めながら、営業部門へと人材を再配置し、現場で稼ぐ力の強化を図ってい… -
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大阪のオフィス賃料の上昇と不動産・建築人材の関係
1. 大阪のオフィス市場の現状 最近の調査によると、大阪のオフィス市場では空室率が改善傾向にある反面、賃料の上昇が指摘されています。民間調査によると、大阪のオフィス賃料の上昇率は世界首位とのこと。特に梅田や淀屋橋エリアでは大規模な開発計画が進行しており、これが市場に与える影響が注目されています。 オフィス賃料の上昇には複数の要因が絡んでいますが、その中でも建設コストの高騰が大きな影響を及ぼしています。鉄鋼価格の上昇、資材調達の困難、さらには人件費の増加によって、オフィスビルの建設コストが以前よりも高くなり、それが賃料へと反映されています。 また、大阪万博の経済波及効果がオフィス需要にプラスの影… -
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大阪万博が不動産市場と人材市場に与える影響
不動産市場への影響 地価の上昇と投資の活性化 大阪万博の開催が決定して以来、夢洲(ゆめしま)周辺の不動産市場は急速に活性化しています。特に商業地や工業地の地価は前年比6~7%上昇し、全国的にも高い伸びを記録しました。これは、万博開催に伴う経済効果を見越した投資家の動きが活発化しているためです。大型開発プロジェクトが進行しており、国内外の企業が大阪エリアへの投資を強化しています。また、ホテル・商業施設の需要増により、収益性の高い物件への関心が高まっており、賃貸市場や売買市場の動向にも大きな影響を及ぼしています。 インフラ整備と都市開発の拡大 万博開催に向け、大阪市は交通インフラの大規模な整備を進… -
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高騰する不動産市場と住まいを取り巻く構造的な課題に向き合う
深化する建築費の高騰と住まいを取り巻く構造的な課題:理想の住まいを求めて 近年、私たちの生活の根幹をなす住まいの取得が、かつてないほど困難な状況に直面しています。統計データ上、住宅の供給戸数は一定の水準を維持しているにもかかわらず、多くの人々が「無理なく購入できる価格帯」でありながら、「心惹かれる立地や品質」を備えた理想の住まいを見つけることができずにいます。この背景には、単に建築資材価格の高騰や労働力不足に伴う人件費の上昇といった直接的な要因だけでなく、都市開発の偏重、不動産市場の投機的な動き、そして社会構造の複雑な変化が深く関与しています。 なぜ理想の住まいに巡り会えないのか:構造的なミス… -
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建築費増加について徹底解説!!
建築費高騰時代を乗り切る!建設業界の現状と未来、そして求められる人材像 近年、私たちの生活に身近な「住まい」や社会インフラを支える「建築物」の価格が上昇し続けています。この「建築費の増加」は、建設業界全体に大きな影響を与え、そこで働く人々、そしてこれから業界を目指す求職者の皆さんにとっても無視できない課題となっています。 実際に、建設物価調査会が発表している「建築費指数」(2015年度平均=100)を見ると、2024年1月時点の総合指数は130.6と、基準年から約3割上昇しており、特にここ数年での上昇が顕著です。この背景には何があるのでしょうか。 本記事では、建築費が高騰している背景、それが業… -
- 人事採用担当者様向け情報
建設2024年問題に取り組む建設DX、求人内容への影響とは?
低予算でも対応可能な労働時間削減システムの導入 AIやIoT化が広まっている背景に、比較的低予算で利用可能な可能な労働時間削減ツールの普及があります。 「現場プラス」「アンドパッド」などの施工管理アプリを積極的に導入し、遠隔管理に取り組むことで移動の時間削減や複数現場の管理などを目指すものです。 しかし、この取り組みに関しては実際の「時短」にはまだまだ世代交代を待つ必要があるという話も上がってきています。いわゆる「職人気質」な施工管理担当者・現場監督は遠隔管理に拒否反応を示すことも多く、なんとか事務所勤務の環境を整えても、実際に現場でトラブルの可能性があればすぐ現場に飛んで行ってしまう……とい… -
住宅メーカー営業職入社5年目の職務経歴書、ダメなところ良いところ人材紹介CA歴20年のプロが忖度なしに添削します
一見よくできているような気がする職務経歴書ですが…… ネットで「職務経歴書 〇〇職 例」などと検索すると、人材会社や転職サイトのサポートページにたくさんのサンプルを見つけることができます。 多くの人と共通するように、できるだけ「あるある」な経歴や経験を書くか、逆に特徴を出すために共通点が感じられない事例を扱うかになりがちです。 今回は「住宅営業として入社5年目。それなりに仕事はこなせるようになったものの、職場の人間関係に悩むことも多いし、自社の商品ラインナップに疑問を感じることも増えてきた。住宅営業の仕事はそれなりに好きだから、同業他社で転職したいけれど、正直そこまで自信をもってアピールできる…